/* Google AdSense */ ついんずパパのチャリンコ奮闘記: 9月 2017

スポーツウォッチを買おう!!

ランナーやサイクリストの多くは、スポーツウォッチやサイクルコンピュータなど、GPSを搭載したものを利用されていると思います。自分はこれまで、GPSロガーは主に後から確認する用だったのでスマホアプリに頼っており、腕時計、サイコンはGPS非搭載のものを使用しています。

ランは馴染みのあるコースがほとんどで、昨年出場した長良川国際のランコースも周回コースだったので、ペースを測るのにそれほど不自由しませんでした。バイクに関しては、基本的にはケイデンスでペースを測るため、トレーニング中や競技中に距離あたりのペースを気にすることがないためサイコンにGPS機能がなくても全く問題ありませんでした。

そんな中、先月出場したアイアンマン70.3。初めて体験する土地勘のない場所でのロードレースは、ペースがつかめずとても苦労しました。残り〇〇kmの看板はあるものの、途中で見落としたのか間隔はバラバラ。暑い中、疲れた頭でLAPごとのペースを計算するも頭が回らない(笑)

そんなわけで、ちゃんとGPSで距離も測れるスポーツウォッチの購入を検討することにしました。せっかくなので、心拍も測れればバイクも含めて効率良いトレーニングができるかなと。

  • GPS搭載機でランのトレーニング中、競技中に正確なペースを把握することでトレーニングの効率UPと競技の記録UP
  • スマホを持って走るのは邪魔
  • 最近は心拍センサー搭載機が多くなったので心拍計としても活用したい

1.用途と選び方

スポーツウォッチは様々な機能を持った高機能腕時計です。各メーカーから様々なモデルが発売されており、搭載される機能も様々。高価なアイテムなので、用途に合ったものを選ぶ必要があります。

1.1.ランニングウォッチの用途

<想定される主な用途>

1.2.必要な機能など選ぶポイント

1.2.1.【重要】GPSラッキング

スマホにも搭載されているGPSセンサー。自分の位置を取得することができるため、走行距離や速度、高度が把握可能。特にランでは距離あたりの時間を参考にペースをコントロールする場合が多いので必須の機能。

合わせて信号待ちなどを検知して自動停止・再開する機能があると便利。

1.2.2.【重要】防水

一口に防水と言っても性能は様々。とは言え、ある程度の距離を走れば汗もかくので防水機能は必須。さらにスイムでも使うようであればそれなりの防水性能が必要となります。

ちなみに、防水性能は気圧や水深で表記されることが多いですが、スイムの場合は動きが加わるため実際にかかる水圧は水深とは一致しません。とはいえ、スイム時にかかる水圧は、海の波を考慮しても1気圧もかからない程度だそうです。10気圧(100m)防水であればダイビングとかでなければ問題はなさそうです。スイムの用途がなければ3気圧(30m)くらいが目安でしょうか。5気圧(50m)だと判断に悩みますが、メーカーのホームページなどでスイムが可能かどうか書いてある場合があるので購入前に確認しておくと良いと思います。

1.2.3.【重要】バックライトなど

夜にトレーニングで走ったり、昼間でも天候によって明るかったり暗かったりします。さらに昼間はサングラスをして走ることもあると思います。バックライトや液晶の輝度だったり、どんな環境でも確実に表示を視認できることが重要になります。

1.2.4.【重要】重量

当たり前ですが、スポーツウォッチは手首にはめて使います。ランニングは腕を振って走ります。当然、スポーツウォッチが重いほど、ランニング時の負担になります。できる限り軽いものを選ぶと良いです。

1.2.5.【重要】心拍センサー内蔵

最近は心拍計機能を搭載したスポーツウォッチが増えてきました。少し前までは、胸にバンド式のセンサーを取り付ける必要があったのですが、最近のモデルではスポーツウォッチに心拍センサーを内蔵したものが主流になってきました。センサーを別途装着するのは手間ですし、トライアスロンのトランジッションではタイムに直結してしまいます。

心拍数の計測はトレーニングの効率化やパフォーマンスを最大限発揮するのに必要な機能となります。大会参加など結果にこだわるのであれば必須な機能となります。

1.2.6.【重要】稼働時間

連続で使用できる時間も重要なポイントとなります。

種目と能力にもよりますが、ハーフマラソンだと2〜3時間、フルマラソンだと4〜5時間、トライアスロンだと4〜5時間、アイアンマンだと10時間以上競技が続くことがあります。競技中に電池が切れてしまってはいけないので、GPS機能をONにした状態で競技時間に耐えられるだけのバッテリー性能が必要になります。自分の参加する競技に合った性能かどうかを必ず事前に確認しておかなければなりません。

1.2.7.VO2max推定

VO2maxとは最大酸素摂取量のこと。心拍センサーに関連する機能で、体重1kgあたり1分間に摂取できる酸素量を推定する機能です。簡単に言うと、心肺機能がどれだけ優れているかを数値化する機能です。これを元にフルマラソンの予想タイムなどを算出する機能が付いていたりもします。

1.2.8.リカバリータイム

こちらも心拍計に関わる機能になります。

レーニングの効果は、疲労後に回復することで生まれます。トレーニングを詰め込んでもオーバーワークになってしまい無駄に疲れるだけになってしまうので、効率の良いトレーニングを行うために回復時間を知ることが重要になります。心拍計機能を持ったモデルだと、この機能が入っていることがあります。

1.2.9.アクティビティ

スポーツウォッチはランだけでなく、モデルによって様々なアクティビティに対応しています。スイム、バイク、トレラン、スキーなどなど・・・

さらには、トライアスロンのように続けて複数種目を行うモードがあるモデルもあります。あまりホームページに記載されていないことも多いので、気になる場合は取扱説明書などを確認すると事前に確認できることが多いです。

ランニングだけでなく、複数種目を行う場合、種目ごとに記録を管理できると便利です。

1.2.10.室内計測

外でのランニングではGPSラッキングで走った距離、場所を記録できます。外でもGPSが効かないトンネルや屋根の下、さらには屋内でのランニングマシーンやランニングコースでのトレーニングでもGセンサーなどで補完してくれます。カーナビにもある機能ですね。

精度はものによってまちまちなようですが・・・

1.2.11.外部連携

GPS心拍計などは、サイコンでも同じような機能が搭載されることがあります。それらがそれぞれ別々に機能を持っているよりも、共有できるととても便利です。例えば、バイクのケイデンスセンサーをスポーツウォッチで表示したり、スポーツウォッチの心拍センサーをサイコンで表示したり。

1.2.12.発売時期

発売時期も割と重要だったりします。機器のモデルチェンジはあまり頻繁に行われるものではありません。一方で技術は常に進化しています。性能面でも機能面でも旧モデルとの違いはかなり大きいと思います。新モデル発売に合わせて旧モデルが値下げされることもありますが、基本的には同価格帯であれば新モデルの方が性能面、機能面で優れていると考えた方が良いでしょう。

2.主要メーカー

2.1.GARMIN(ガーミン)

言わずと知れたGPS機器大手メーカー。
GPS搭載のランニングウォッチ、サイコンは海外メーカーながら日本でも絶大の人気を誇る。
日本仕様は海外仕様発売後に遅れて発売されることが多い。安定の品質とサイクルコンピュータなど他機器との連携が魅力的。

<主なラインナップ>

ForeAthlete 935

メーカサイト

GARMINスポーツウォッチのフラグシップモデル。
ランニングだけでなく、サイクリング、スイム、ゴルフなどに対応するマルチスポーツ機能を搭載しており、ブリックトレーニング、トライアスロンのモードではボタン一つでスポーツを切替可能で、トライアスリート向けスポーツウォッチ。
価格メーカー希望価格:57,800円(税別)
Amazon55,153円(税込み、送料無料)
楽天市場56,181円(税込み、送料無料)
発売時期2017年5月中旬
性能重要:49g
稼働時間:最大21時間 ※GPS+心拍計利用時
防水:50m防水 ※スイム利用可能
心拍計:内蔵(手首計測)

ForeAthlete 735J

メーカサイト

GARMINスポーツウォッチのトライアスロン向けモデル。
ランニングだけでなく、サイクリング、スイム、ゴルフなどに対応。マルチスポーツ機能を搭載しており、ブリックトレーニング、トライアスロンのモードではボタン一つでスポーツを切替可能なトライアスリート向けスポーツウォッチ。
価格メーカー希望価格:49,800円(税別)
Amazon42,150円(税込み、送料無料)
楽天市場40,320円(税込み、送料無料)
発売時期2016/7/15
性能重量:40.2g
稼働時間:最大14時間 ※GPS+心拍計利用時
防水:50m防水 ※スイム利用可
心拍計:内蔵(手首計測)

ForeAthlete 235J

メーカサイト

人気メーカーGARMINの超人気モデル。
ランニングだけでなく、サイクリング、室内ランニングに対応。心拍センサー内蔵モデルで機能も豊富。入門者〜上級者まで満足できる。
スイムには非対応なため、トライアスリートは上級モデルの735Jを選択するが、ランナー、サイクリスト、スイム計測を行わないトライアスリート向けのモデル。
価格メーカー希望価格:36,800円(税別)
Amazon35,106円(税込み、送料無料)
楽天市場35,769円(税込み、送料無料)
発売時期2016/4/21
性能重量:42g
稼働時間:最大11時間 ※GPS心拍計利用時
防水:50m防水 ※スイム利用はメーカ非推奨
心拍計:内蔵(手首計測)

2.2.EPSONエプソン

世界的にもGARMINに次ぐシェアを誇る、国内最大手のスポーツウォッチメーカー。
メイドインジャパンの品質と細やかな心遣いが魅力的。コストパフォーマンスも高く、初心者ランナー、新米トライアスリートにおすすめ。

<主なラインナップ>

Wristable J-350

メーカサイト

10気圧防水、長時間駆動に対応しており、ウルトラマラソントライアスロンなどの長時間競技にも対応する。
トライアスロンモードではボタンひとつで競技を切り替え、トランジッションも含めて計測可能。
価格メーカー希望価格:オープンプライス
Amazon39,069円(税込み、送料無料)
楽天市場42,984円(税込み、送料無料)
発売時期2017年10月
性能重量:62g
稼働時間:最大36時間 ※GPS心拍計利用時
防水:10気圧防水 ※スイム利用可
心拍計:内蔵(手首計測)

Wristable J-300

メーカサイト

J-350よりは劣るものの、5気圧防水、長時間駆動に対応し、トライアスロンモードも備えたマルチスポーツモデル。
トライアスロンモードではボタンひとつで競技を切り替え、トランジッションも含めて計測可能。
価格メーカー希望価格:オープンプライス
Amazon34,160円(税込み、送料無料)
楽天市場37,584円(税込み、送料無料)
発売時期 2017年9月
性能重量:51g
稼働時間:最大16時間 ※GPS心拍計利用時
防水:5気圧防水 ※スイム利用可
心拍計:内蔵(手首計測)

2.3.SUUNTO(スント)

フィンランドのメーカー。
スポーツ用、ダイビング用の多機能腕時計を生産。特にダイバーズウォッチのシェアは世界ナンバー1。

<主なラインナップ>

SUUNTO SPARTAN TRAINER WRIST HR


メーカサイト

スイムでも利用可能で様々なスポーツモードを備えている。トライアスロンのように複数種目を連続して行うマルチスポーツモードに対応しているかどうかは不明。
価格メーカー希望価格:31,900円(税別)
Amazon:24,930円(税込み、送料無料)
楽天市場:27,500円(税込み、送料無料)
発売時期 2017/8/31
性能重量:56g
稼働時間:最大10時間 ※GPS+心拍計利用時
防水:50m防水 ※スイム利用可
心拍計:内蔵(手首計測)

2.4.POLAR(ポラール

フィンランドのメーカーで、携帯型心拍数モニターの第一人者。
コストパフォーマンスが高い。

<主なラインナップ>

M430

メーカサイト
カラーバリエーションが豊富なスポーツウォッチ。
スイムでも利用可能な耐久性と、6LEDを搭載した高性能な心拍計、睡眠状態の記録など機能も豊富でコストパフォーマンスが高い。
価格メーカー希望価格:29,800円(税別)
Amazon28,278円(税込み、送料無料)
楽天市場28,966円(税込み、送料無料)
発売時期 2017/7/27
性能重量:51g
稼働時間:最大8時間 ※GPS+心拍計利用時
防水:※スイム利用可
心拍計:内蔵(手首計測)

2.5.TOMTOM(トムトム

欧州のポータブルナビ大手メーカー。
ポータブルナビメーカならではのGPSの補足の早さ、豊富な地図情報が特徴。

<主なラインナップ>

Runner3

メーカサイト

ルート探索機能を搭載したランニングウォッチ。ボタンひとつで操作するシンプルな操作性とデザイン。
価格メーカー希望価格:不明
Amazon28,760円(税込み、送料無料)
楽天市場28,760円(税込み、送料無料)
発売時期 2017/5/19
性能重量:47g
稼働時間:最大9時間 ※GPS+心拍計利用時
防水:40m防水 ※スイム利用可
心拍計:内蔵(手首計測)

3.結局どれにする?

さてさて。各メーカー様々なモデルを発売していてかなり悩みます・・・

予算は3万円代くらいで候補は次の3モデルくらいでしょうか。

3.1.(候補①)安定のGARMIN 235J

このモデルは周りでも使っている人が多く、定番なようです。

GARMINはサイコンも人気なので、連携させることもできるだろうし、データを一元管理出来るのは良いですね。ちょっと触った感じでもとても使いやすそうだし、フルカラーのディスプレイも見易くて品質的には申し分無し。

連続稼働時間も11時間あり、アイアンマン70.3でも十分な時間。週末のロングライドでも使えるレベルなので、ランナー、サイクリストに人気なのも納得。残念なのはスイムやマルチスポーツに対応していないため、トライアスリートには物足りない点。トライアスロンに対応するモデルは上級の735になり、4万円代と予算オーバー(ToT)

3.2.(候補②)マルチスポーツ対応EPSON Wristable J-300

9月に発売されたばかりのニューモデル。モノクロディスプレイと普通の腕時計っぽい外観など、機器の品質としてはGARMIN 235Jより劣るものの、連続稼働時間16時間という耐久力とこの価格帯でスイムやトライアスロンモードに対応している点はトライアスリートにはとても魅力的。

昼間にサングラスを掛けていても見やすいEasy View Displayやリストターンでバックライトが点灯するなど、日中のレースにも夜間のトレーニングにも配慮されていてGOOD!!

発売したばかりで、割引キャンペーンなどがあるのもお財布的に嬉しいところ。実質3万円くらいになるかと。

エプソン「WristableGPS新製品発売記念!」キャッシュバックキャンペーン

3.3.(候補③)コスパ最強Polar M430

税抜き価格で3万円を切る価格帯で、GPS、心拍センサー内蔵と十分な機能を備えたコスパ最強モデル。心拍センサーは6LEDで他メーカーの心拍センサー内蔵モデルと比べてセンサーの性能は高いようです。スイムにも対応しているようで、機能としては申し分ありません。

ただ、レビューを見てみると、ラン以外のスポーツモードは物足りないようで、ランナー限定であれば安くて良いかもと言った感じでしょうか。自分はバイクやトライアスロンでの利用を想定しているので、残念ながらちょっと物足りないかなぁ・・・

4.まとめ

色々悩みましたが、最終的にEPSONのWristable J-300にしました。3万円代という価格帯ながらトライアスロンにも対応している点が決め手です。

ランとバイクだけだったら多分GARMINの235Jだっただろうなぁ・・・

届くのが待ちどおしいです😊

今は怪我してて、本格的に使えるのはまだ先になりそうですが・・・

ストライダー スキー場仕様

家族でスキーに行ってきました。 場所は 岐阜県 郡上市 にある めいほうスキー場。 子供用ゲレンデに定評があるスキー場とのことで行ってみました。