1.レース前
朝5時半起床。
朝食におにぎりを食べて、歯磨き&トイレ。最寄りのトイレは少し歩いたところにあるので、朝の散歩がてらトコトコと。
準備をしていると徐々に車が増え始めます。リレーチームメンバーからも続々と到着しましたLINEが入って来ます。自分も、「そろそろシャトルバス乗ります」とグループLINEに送ったつもりが、寝ぼけて嫁にLINEしていたことに気づいたのは翌日のこと(笑)
6:30ごろのシャトルバスに乗って新舞子マリンパークへ移動。7:00少し前に新舞子マリンパークに到着。そのままバイクラックに寄ってドリンクをセット。昨晩凍らせておいたドリンクはなんとかまだ凍っていましたが、バイクスタートまでには温くなっているんだろうなぁ🧊
そのままT1トランジッションバッグの設置場所へ移動してトランジッションバッグを預けて、会社メンバーの集合場所へ移動。応援者も何人か来ていて、朝早くから本当にありがたい。
トランジッションバッグ設置場所 |
自分のスタートは第4WAVEなので8:00スタート。早速着替えて着替えた服をFinishエリアに運ぶトランジッションバッグに詰め込みます。トライスーツ&レースナンバーを装着して、その上からウェットスーツを装着。練習のかいもあってか、なんとかスムーズにウェットスーツを着ることができました。脱ぐときの為にワセリンもたっぷり塗りましたが、ウェットスーツに塗るのは忘れてました。せっかく調べたのに・・・
トランジッションバッグは、各WAVEのスタート15分前までに預けるとのことでしたが、20分前に行ったらすでにラックを閉じようとしていたので、時間は余裕を持って行動しないといけませんね。
2.レース
荷物を預けたらスタートエリアに移動。あっという間にスタートですわ(><)
スタートエリアで待機していると、プロのトップ選手が帰って来ました。
早すぎ!!!
特に先頭の選手は2位以下を大きく引き離してのスイムフィニッシュ。すごすぎ!!!
スタート前、海に入って最後のアップ。潜って頭まで海につけ、ウェットスーツの中にも水を入れて体を慣らします。泳いでいる間に海水が入って来て「冷た!!!」とならないように予防です。
さていよいよスイムスタート。不安いっぱいのアイアンマン70.3初挑戦です。
勝負は潮流の影響を受ける前半。ここを何とか最小限の体力で乗り切ることが重要。後半は逆に潮流が押してくれるはず。
<前半のポイント>
- 混戦は避けて最後尾スタート
- ヘッドアップスイムで目標(ブイ)とスペースを確認しながら泳ぐ
- 集団に隠れて潮流の影響を最小限に抑える
昨年出場したリレーチームのスイム担当は、スタート後の混戦で他の競技者とぶつかり、体勢を崩したところを持ち直そうとして足がつってしまいリタイヤとなりました。極力ボディコンタクトを避け、安全なルートを選びながらレースを進めることが最重要だと考えました。
また、潮流を避ける為、先行する選手の影に隠れること。バイクで言う所のドラフティングですね。スイムは素人同然なので、必ず集団の後方に位置することになるはず。申し訳ないですが、潮流の影響を緩和させてもらいましょう。また、本当にスイムにもドラフティングという技術があるようで、他人の腰あたりが狙いめだとか。効果のほどは不明ですが、完走する為に何でもすがります。
いざスタート!! |
最後尾スタート(写真右端) |
さて、実際のレースはというと、思惑通り最後尾からスタートしました。ヘッドアップスイムで前方を確認しながらスペースを見つけ、時には集団から若干外れた大外にコースをとったりしました。それほど潮流の影響を感じることがなかったのは、集団のおかげだったと思います。
ドラフティングについては効果はよくわかりませんでした。ただ、長良川国際のレースやプールでのトレーニングでは、他人の起こす波で息継ぎがしにくくなることもありましたが、そういった意味では他人の腰あたりはとても泳ぎやすいポジションだったように思いますが、ペースの合う人がいなかったので、あまり使う場面がなかったです。
前半は拍子抜けなほど順調に進みました。しかし折り返し地点。ブイをまわっって対岸に向かって進路が90度変わったところで異変が。横から潮流をもろに受けてまっすぐ進めない!!これのことか!!!とここで初めて集団のありがたみを実感しました。それでも短い距離なので少し力を使って何とか次のブイをまわって後半の折り返しコースにたどり着きます。
ここからは本当に早かったです。ブイの感覚も前半に比べてかなり短く感じました。心なしか波に揺られる感じも強くなった気がして、少し酔いそうになりましたが、勝手に進んでくれるので、少し背泳ぎに変えたりして変化をつけてみたおかげでこちらも何事もなく過ぎました。途中、暗礁が見えた時はドキッとしましたが、手が当たるほどでもなかったので何事もなく、クラゲが真下を泳いでいるのも見えましたが、ぶつかることもなく平和。クラゲじゃなくて熱帯魚とかだったらテンションも上がるんだけどなぁ・・・
知多の海では視界も悪くクラゲが精一杯ですわf^^;
さて何とか浜に生還。立ち上がる前に、脱ぎやすくなるとのことでウェットスーツに海水を入れておきました。立ち上がるとすぐ横を泳いでいた選手も同時に立ち上がり、お互い顔を見合わせて「キツかったっすね(><)」。1.9kmの辛さを分かち合いながら浜の斜面を登っていきました。
なんとかSWIMフィニッシュ!! |
3.トランジッション
トランジッションバッグを手にとって更衣室へ。とにかく座りたかったので・・・
ウェットスーツを脱いでよっこいしょ。ここで時計を見ると8:45くらい。
早❗❗❗(対して早くはないけど😑)
予定よりかなり早くて驚きました。集団様様、潮流様様ってことですかね。
タイムに余裕ができたので、トランジッションは割り切って時間をたっぷり使って落ち着いてゆっくりとと思ったのですが、ここで経験不足がもろに出ました。
身体を拭いて、靴下を履いて、シューズを履いて・・・
しまったしまったカーフガードをつけてなかった。
もう一度シューズを脱いで、カーフガードを履いて、シューズを履いて・・・
シューズカバーをつけ忘れた!!!
もう一度シューズを脱いで・・・
・・・
完全にパニクっていました。
着替えの順番までシミュレーションしていなかった!!!
完全に準備不足でした(><)
着替え終わって、バイクラックに向かっていきます。途中、エイドステーションやコースガイドのボランティアの方々が声をかけてくれます。これがまた嬉しいですね(^^)v
バイクラックに着くと、周辺はガラガラ。予定時間よりも早かったとはいえ、やはりかなり後ろの方ですね(><)
ちなみに、バイクラックまでは、シューズを手に持って走っている人が多かったです。トップ選手のようにバイクに装着しておくわけではなく、着替え〜バイクラックまでかなりの距離を走らないといけないので、シューズを履いてガチャガチャ走るよりはよっぽど走りやすいので、足の負担も軽減できますね。
4.教訓
- 集団をうまく使って、潮流や波の影響を避けて省エネスイム
- ヘッドアップスイムで進行方向と周囲の状況を把握して泳ぐ
- トランジッションは着替えの順番までシミュレーションしておく
- バイクラックまではシューズを手に持って走った方が楽
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